フルオーガニックスパカラー vs 香草カラー

「スパカラー」 or「 香草カラー」

オーガニック志向が増加傾向の中、導入すべきヘアカラー、お客様におすすめすべきヘアカラーを検証していきたいと思います。

「スパカラー」と「香草カラー」の比較

フルオーガニックスパカラー

天然成分100%(オーガニック)
化粧品
ブリーチ力なし
ダメージなし
天然染料(ヘナ:ローソン/タデアイ:インジゴ)
カラーバリエーション少ない(2色)
1剤:粉状
2剤:ぬるま湯
ヘナはタオルに色が付くことがあるがタデアイはない
色持ち良い
放置時間30~40分(加温なし)
・オーガニック/天然思考の方
・頭皮環境を整えたい方
・化学物質過敏症の方
・ジアミンアレルギーの方
・色味より健康を優先
・天然色素なので時期により多少の色に差異あり

香草カラーMILD

天然由来成分90%以上
医薬部外品
ブリーチ力なし
ダメージなし
酸化染料(化学合成染料)
カラーバリエーション豊富(19色)
1剤:粉状
2剤:専用溶き水
タオルに色が付くようなことは少ない
酸化染料なので色持ち良い
放置時間20~30分(加温なし)
・ヘアカラーのダメージが気になる方
・ヘアカラーが沁みる方
・ハリコシツヤが欲しい方
・ジアミンアレルギーの方はNG
・優しいものを選びたいけど、色味も重要
・化学染料なので染まりの安定性が良い

最近のカラーのトレンド

・ハイトーンカラー(ブリーチ)
・髪質改善カラー(プレックス系)
・オーガニックカラー(ヘナ/インディゴ)

傾向にはファッションにお金をかけるお客様、髪質にお金をかけるお客様、健康にお金をかけるお客様の3タイプに分けることができます。
コロナ以降、世界的に見ても健康にお金をかけるお客様は増加傾向にあるようです。

カラー剤としての自由度

アルカリカラー > 香草カラー > フルオーガニックスパカラー

ダメージの無さとカラーとしての操作性

香草カラー > フルオーガニックスパカラー > アルカリカラー

オーガニック、天然としてのこだわり度合い

フルオーガニックスパカラー > 香草カラー > アルカリカラー

高単価設定

フルオーガニックスパカラー > 香草カラー > アルカリカラー

ディレクターのコメント

ヘアカラーとして考えると、香草カラーの方がコスパも、カラーバリエーションも豊富で汎用性が高いです。しかし、酸化染料を含むので、ジアミンアレルギーの方には使えないことが多いので、その場合はフルオーガニックスパカラーがおすすめです。また最近は健康志向が強くなり、ノンケミカルなフルオーガニックスパカラーの需要が増えております。美容室でもノンケミカルに特化したサロンの経営が非常に良い傾向にありますので、フルオーガニックスパカラーは注目すべきアイテムです。